データ復旧事例

【TVで紹介】他社でデータ復旧を断られたノートパソコン用ハードディスクからデータ復旧成功！　東芝製ハードディスク（MK8025GAS）からのスピード復旧（大阪市旭区　個人の方）

投稿日：2024.03.28 更新日：2024.03.28

メーカー：東芝製
型番：MK8025GAS
お客様からの症状：他社で対応不可と判断された
障害：重度物理障害
期間：4日

お客様より：かなり古いモデルという理由で断られたため対応が可能なデータ復旧業者を探していた

過去に使用していたノートパソコンです。趣味で写真を撮っているのですが、過去に撮影した写真のデータをまとめていく中で、一部データが足りないことがわかり、過去に使用していたパソコンなどを探してみたのですが、全く見つからなかったため、このハードディスクに保存していることは間違いないと判断しました。そして、パソコンを起動させてみようとしましたが、電源が入っている感じが全くなく取り出して通電させても反応がない感じでした。何軒かのパソコン修理のお店にも持ち込んでみたのですが、かなり古いモデルなので対応ができないと断られてしまいました。写真のデータだけで良いのでとにかく取り出せるだけ取り出していただきたいです。

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診断結果：障害状態を見極めるためには、データ復旧専用機器での診断を行うことが必須です

データ復旧専用機器にて初期診断を行ってみたところ、モーターの回転は確認できるのですが、データの読み書きを行うヘッド部分の稼働を確認できず認識ができない状態でした。ハードディスクを開封してのヘッド交換作業が必要と判断し、重度物理障害での対応を行うことにしました。

MK8025GASのデータ復旧作業にチャレンジです

ハードディスクを開封し、目視可能な範囲内で目立った傷などの確認を行ってみましたが、作業可能と判断できる状態であったため、ヘッド交換作業を実施しました。ヘッドの交換作業が完了し、データ復旧専用機器にて起動確認などを行っていったところ、制御情報内にエラーが発生していることを確認しました。制御情報の再構築を行い、データ領域内へのアクセスを行うと、書き込まれている情報の存在を確認できたため、そのままクローン作業を開始しました。普段であれば、正常に稼働する同型のハードディスクの場合数時間もかからずにクローン作業が完了するのですが、やはり状態があまりよくないのかほぼ24時間程度の時間を使用してクローン作業を完了させることが出来ました。クローン作業の結果、全領域の情報の読み取りに成功していました。作成したクローンディスクのデータ領域内へアクセスを行ってみると、フォルダやファイルの存在が確認でき、お客様よりデータはデスクトップに保存していたはずと伺っていたため、デスクトップ上のフォルダを確認してみると、写真データが保存していると思われるフォルダを確認することが出来ました。対象フォルダ内の保存されている写真データをランダムに50ファイルほどオープン確認を行ってみると、選択したファイルすべて正常に開けることを確認できました。

復旧作業結果：MK8025GASからのデータ復旧に成功！

お客様へ作業完了の報告を行って、梅田大阪駅前店にて取得できたデータの確認を行っていただきました。フォルダの構成を確認いただいた時点で復旧成功と判断をいただきましたが、念のためにいくつかの写真ファイルを開いていただき実際に写真データが開ける状態であることを確認いただいて、復旧作業成功とさせていただきました。

担当技術者より：MK8025GASのトラブルはデータ復旧クイックマンまで！

今回のお預かりしたハードディスクは、IDE接続と呼ばれ現行のSATA接続と呼ばれる規格の前のものとなります。そのため、パソコン修理業者などでは、熟練エンジニア以外はどのように対処すべきかの判断すら行うことが出来ないというのが現状です。しかしながらデータ復旧の業界内では、IDEやサーバー機などで使用されていたSCSI規格などの古い規格の媒体から、最新SSDで使用されているm.2規格などの最新規格まであらゆる媒体への対応が必然として求められています。媒体の接続規格がよほど特殊なものでない限り、クイックマンでのデータ復旧対応は可能ですし、復旧実績がございます。ハードディスクのトラブルは、ぜひ一度クイックマンへご相談いただきますよう、ご案内いたします。