データ復旧事例

高知県で故障したLANDISK（ラインディスク）からの出張データ復旧を実施しました！（型番HDL-XV4.0　サービス関連業様）

投稿日：2024.02.13 更新日：2024.02.13

メーカー：アイ・オー・データ
型番：HDL-XV4.0
症状：LANDISK（ランディスク）本体から赤ランプが点灯してデータへアクセスできない。
障害：物理障害
期間：36時間以内

お客様より～LANDISKは高知県の会社様で持ち出し不可～

事務機器の導入や保守を行われている業者様よりデータ復旧のご相談をいただきました。業者様へは、LANDISKが突然使用できなくなってしまったので修理をしてほしいというご要望であったため、まずは現地での診断を行われました。その際に一部のHDDにて認識不良が発生していることと、RAID6が使用されているため対応ができないため、修理対応ではなく、データ復旧業者に相談する必要があるとお伝えしたところ、業者様側でデータ復旧業者の選定を行ってほしいという要望があったため、クイックマンへご相談をいただくことになりました。LANDISK内にはエクセルやワード、写真などと合わせ、顧客管理用のデータも保存されているということでした。一部のデータは別途保存しているものがあったアため、完全に業務が停滞しているわけではないが、時間の問題になっていることと、個人情報を取り扱っているため、社外への機器の持ち出しは絶対にできないという規定があるため、出張対応でのデータ復旧を行ってほしいというのが業者様のご要望でした。

ハードディスクの状態によっては、クリーンルーム等の環境が必要な為、状況によっては機器を預からなければならない場合もありますが、現地でデータ復旧ができる可能性もあるため、まずは現地での診断をさせていただくことになりました。

データ復旧のご依頼・費用のご確認などお気軽にご相談ください。

データ復旧クイックマンへのお問い合わせはフリーダイヤル０１２０-７７５－２００まで。

診断結果～現地での対応は可能と判断～

データ復旧用の機材を準備し、現地へ訪問してデータ復旧の初期診断を開始しました。

LANDISKにて使用されている4台のハードディスクの内、2台のハードディスクから物理障害の発生を確認しました。また、残り2台のうちの1台はから起動不良状態で、重度物理障害を発生させていました。残りの1台は物理障害など障害は見当たらなかったため、論理障害で対応が可能と判断しました。現状ではデータの確認までは不可能ですが、物理障害を発生させているハードディスクのクローン作業を来なうことで、データ復旧を行うことが出来る可能性があったため、お客様に作業内容の了承をいただいて、現地でのデータ復旧対応を行うことにしました。

復旧作業にチャレンジです

まずは物理障害を発生させている2台のハードディスクそれぞれを専用機器にて保存されている情報の読み出しを行うクローン作業を実施しました。その結果、2台のハードディスクともに99.9%以上の領域に取得に成功しました。念のために論理障害と判断したハードディスクに対してもクローン作業を行ってみましたが、こちらについては、全領域問題なく取得することが出来ました。作成した3台のクローンディスクを使用してRAID6の再構築を行ってみたのですが、お客様から伺っている障害発生直前日付のデータを確認できなかったため、クローンディスクそれぞれで少々解析作業を行ってみたのですが、物理障害でクローン作業を行った1台のハードディスクで最新日付のデータの存在を確認できなかったため、こちらをRAID6に組み込まず残った2台であたらめてRAID6の再構築を実施しました。再構築の結果、データの存在を確認することが出来たため、取り急ぎデータの一時確保を実施し、確保できたデータ内にあるエクセルデータをいくつかピックアップしてオープン確認を行ってみたのですが、選択したファイルすべて正常に開けることが確認できました。

復旧作業の結果

取得できたデータをお客様環境で確認を行っていただきました。顧客管理システムについては、導入業者様にて準備が可能とのことでしたので、復旧作業に並行して取り急ぎで環境を整えていただき、一時確保できたデータ内にあるシステムのデータを読み込ませていただくことにしました。確認いただいた結果、顧客管理システム内で既存データが正常に確認いただくことができ、エクセルやワード、PDFファイルについても最新日付のデータが問題なく開けることが確認いただけたため、復旧作業成功とさせていただき、一時確保したデータをそのまま復旧データとしてお渡ししました。

担当技術者～高知県でのLANDISKの故障・データ復旧はお任せ下さい～

今回、障害が発生したLANDISKは、複数人で同時アクセスして使用するサーバー機としての位置づけで導入されることが非常に多い機器です。このような機器に障害が発生すると、入れ替え用機器の準備も含めてタイムロスが発生し、社内環境によっては、業務がある程度の期間完全停止するかもしれないというリスクがあります。また、クイックマンでは、「メーカー対応では時間がかかる」というご相談が圧倒的に多い機器です。クイックマンにおいては、故障したLANDISKから短期間でデータ復旧できた実績が多くございます。

データ復旧を専門としている会社は四万十市では伺ったことがありません。対応可能な業者を探しても大阪や東京の会社が見つかることが多いです。クイックマンは大阪の会社ですが、四万十市への出張データ復旧対応も可能です。お困りの際は是非ご相談ください！