データ復旧事例

緊急出張データ復旧　社内規定により持ち出しができないNAS(HDL4-Z19WATA-8)からデータ復旧 (物理障害　山口県防府市　製造業)

投稿日：2024.01.16 更新日：2024.01.16

メーカー：アイ・オー・データ製
型番：HDL4-Z19WATA-8
症状：データにアクセスできない
障害：物理障害
期間：48時間以内

※オプション料金別

お客様より

基幹サーバーとは別で部署ごとに割り当てられたサーバーです。社内での定期メンテンナンスのため再起動を行ったところ、起動できなくなってしまいました。できればNASを郵送してデータ復旧をお願いしたいのですが、社外秘のデータなどがあるため機器の移動をさせることが出来ません。出張でのデータ復旧で対応できるのであればデータ復旧をお願いしたいです。

データ復旧のご依頼・費用のご確認などお気軽にご相談ください。

データ復旧クイックマンへのお問い合わせはフリーダイヤル０１２０-７７５－２００まで。

診断の結果

現地へ訪問し、データ復旧専用機器での初期診断作業を行いました。初期診断の結果、使用されている4台のハードディスクのうち1台から不良セクタの発生を確認しました。他のハードディスク3台でのデータ復旧が可能か確認してみましたが、物理障害を発生させているハードディスクもデータ復旧を行うには必須となってしまっていたため、物理障害での対応が必要であることをお客様にお伝えしました。また、お客様より秘密保持契約を締結したいという要望もいただいたため、あらかじめ準備していた秘密保持契約書の内容を確認いただいて、秘密保持契約を締結させていただきました。

復旧作業にチャレンジです

データ復旧専用機器にて物理障害のハードディスクに対してクローン作業を行ってみたところ、全体領域の99.99%の領域取得に成功しました。作成したクローンディスクと障害を発生させていなかった3台のハードディスクでRAID環境の再構築を行ってみたところ、フォルダやファイルの存在を確認することが出来ました。お客様から伺っている重要度の高いフォルダのデータを一時取得し、お客様に確認いただいたところ、復旧作業成功と判断をいただくことが出来ました。

復旧作業の結果

納品用媒体へ確認できた全データの取得作業を行って、復旧データとしてお渡ししました。データ総量が2TB程度とデータ量が多かったため、少々お時間をいただく形になりましたが、特にファイル破損などはなく全データ取得することが出来ました。

出張データ復旧について

最近データ復旧をご相談いただく場合、セキュリティ上の理由で持ち出しが難しいため、出張対応でデータ復旧ができないかというお客様が増えています。また同時に秘密保持契約についても締結可能かというご相談もいただきます。データ復旧のご相談をいただく際に、秘密保持契約についてもご相談いただくことで、事前に契約書を持参して訪問させていただくことが出来るため、契約を締結してからというお客様でも安心してご依頼をいただくことが可能です。何かしらのご要望がございましたら、お電話でのご相談時に合わせてご相談いただくことをお勧めいたします。